久しぶりの更新ですね。
4月、新年度が始まって何かと忙しいですね〜(と言い訳です)
さて、今日は素敵な本の紹介です。
『老いのくらしを変える たのしい切り紙』
井上由季子 著
筑摩書房
先日、井上さんがくださったご本です。
何度か目を通していて、感心することばかり。
グラフィック工芸家でモーネ工房主宰の井上由季子さんが
一人暮らしを始める79歳の父親に、「切り紙」を提案。
初めは、「そんなもんせん!」と言っていた父親が
娘の出す「宿題」に次第に夢中になり
生きがいになっていく様子が丁寧に描かれています。
老いていく親に、子として何ができるのか
考えさせられる本でもあります。
そして何より、切り絵が素晴らしい。
1000枚の富士山の切り絵は圧巻です。