あっという間に9月も残りわずか、早すぎます。
ブログもあっという間に10日くらいブランクが・・・
あんこのこと書いていると、どうしても小豆の話題が多くなるのですが
今日は、もう一人の主役、砂糖について書いてみます。
ここで、問題です!
あんこにとって、砂糖の役割って何でしょう?
えっ、そんなの簡単、砂糖=あんこの甘さのもと でしょ!
という答えがかえってきそうですが、
実は、砂糖の役割ってそれだけではないのです。
これから先は、あんこ屋しか知らない
じぇじぇじぇ!な話です(笑)
確かにあんこの甘さは砂糖の味ですが
では、甘さをかなり控えて、砂糖をとっても少なくして、
あんこをたくとどうなるか・・・
例えば、こしあんの場合
実は、まともなあんこにはなりません。
バサバサで色もハゲハゲで、味も残念な
とてもあんこと呼べない代物になってしまいます。
そうなんです、砂糖は、だだ甘くするだけの役割ではなくて
あんこを、しっとりさせるつなぎの役割
艶のある美味しそうな色にする役割
そして一番大事なのが、小豆の味を引き出す役割を持っています。
適度な砂糖を加えないと、小豆の美味しさも出てこないのですね。
砂糖には一人3役も4役もこなしてもらって
それで美味しいあんこができるんです。
砂糖って凄いですね!